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2012年11月27日火曜日

MVNOの仕組みと最近の事情、選択基準について(2)

MVNOの仕組みと最近の事情、選択基準について(2)
さて、前回はMVNOの概要についてふんわりと説明しましたが、では結局のところ、どの業者がいいのか?という話になるわけです。これは、もちろん個人差があり、エリアや安定性で選ぶのか、安さで選ぶのか、または単純に、「この業者が好き」という主観的な理由で選ぶ特異な方もいるでしょう。そもそも、MVNO業者を選ぶ必然性があるのか?MNO(通信事業者)でいいのではないか?という意見もごもっともです。では、私がMVNOを選ぶ理由と、選択基準を説明したいと思います・・・


まず、MVNOを選ぶ理由として挙げられるのは、単純に安さです。私は端末はauを使っていますが、パケット定額には加入していません。通信は全てMVNOを使ったWi-fi接続です。現在のかかっている基本料金の内訳は以下の通り。

【au】
プランEシンプル:723円
ISNET:300円


【IIJmioミニマムスタート128】
基本料金:945円

 あとは通話料が毎月いくらかかかりますが、通話については自分で発信することは稀ですので、多くて500円程度でしょう(苦笑)。そんなわけで、毎月の基本料金は、「1,968円+通話料」となります。パケット定額です。遅いですが。

私の場合、極力安く、それでいて通信は「必要最低限のことを安定して行える」という、若干わがままな使い方を吟味した結果です。ここでいう「必要最低限のことを安定して行える」とは、通勤電車の中で、Web閲覧やツイッターやメール程度の通信を安定して行えることです。動画、radiko、Skypeなどの動的通信はしません。

まずは、docomoの回線に決めた理由ですが、やはりエリアです。通勤電車と書きましたが、通勤以外でも、外での通信はすべてこれで カバーするわけで、たまには山奥にも行きます。まず、自宅がエリア外のWiMAXは選択肢から外れました。EMOBILEは一度使いましたが、通勤電車で頻繁に途切れることと、莫大な違約金(4万近い)が発生した為、信頼性を失いました(苦笑)。このような主観的な理由も踏まえてdocomo回線に決めたわけです。

ちなみに余談ですが、主とする回線をauにしたのは、単純に1位の企業と契約したくないという超下らない主観的な理由からです。docomoとMNOとしての直接契約をすることは今後もないでしょう。
更に余談ですが、最近は、MNPのキャッシュバックや特価端末を買うことで、タイミング良くキャリアを乗り換えれば、MNO契約のまま格安で使える方法もあります。ですが、私は「実質○○円」とか、特定の時期を狙ってパッと乗り換えたりするのが苦手なので、その辺もする気はないです。

docomoのMVNOを選んだきっかけは、MVNOの価格破壊を起こしたb-mobileのイオンSIMでした。低速ながらも980円で使い放題という色々ありえないプランを打ち出したことに驚きましたが、なんの迷いもなくかぶりつきました(笑)。結果としては、サービスイン当初は非常に快適で、まさに夢心地でした。しかし、日が経つにつれて速度はどんどん低下し、ストレスが溜まり始めました。

そこに新鋭IIJmioの「ミニマムスタート128」が登場です。b-mobileは国内初のMVNO事業者として確固たる地位を築いていましたが、IIJと言えば、国内初のISP事業者として確固たる地位があり、その巨大なバックボーン回線が使われているとあれば、これは大きな期待を抱かずにいられません。なんの迷いもなくかぶりつきました(苦笑)。

未だにIIJmioを使い続けていますが、サービスイン当初から1年以上経過した今も、速度低下などサービスの質が下がることはなく、それどころか128kbpsを上回る速度が出ています。来月から始まるライトスタートプランについても、IIJmioだからこそ乗り換えを検討しているくらいです。

そんなわけで、主観的な理由を含めて私がMVNOを使う理由を述べましたが、MVNOを勧める理由としては、やはり多彩なプランと組み合わせが多数あり、色々できるというのも魅力です。1つの契約だけにする必要はありません。速度もエリアも欲しければ、2つ契約すれば良いのです。

速度と規制の緩さを加味すると、第一候補はWiMAXです。高速な通信を規制なく使えます。家の回線を、WiMAXに乗り換える人もいるくらいです。電車など高速で移動しなければ、ある程度安定性もあります。私のように、通勤電車片道1時間半とかでなければ電車を使う方も気にする必要はないでしょう。

そして、山奥などエリアが届かない場所用、これはあくまで緊急用として、動画などは使わないという条件になりますが、DTIの「ServersMan SIM 3G 100」を保険で契約しておくという方法です。ServersMan SIM 3G 100は、恐らく今後これ以上の安いプランは出てこないであろう、あろうことが月額490円の定額通信プランです。

安さも最強ですが、当然のことながら遅さも最強です。最大100kbpsのサービスですが、利用者が増えたことから速度は低下。時間によっては50kbpsを下回ることもあります。しかしあくまで保険として契約するということです。

WiMAXについては、シェアリーWiMAXという怪しいMVNOが1,980円で契約できます(笑)。興味のある方はググってみましょう。

EMOBILEについては、最近のサービス内容についてあまり詳しくありませんが、相変わらず高い違約金が発生するようです。SoftBankと合併したこともあり、個人的には選択肢から外したいところですが、これもあくまで主観の話であり、快適に使っている人もたくさんいるでしょう。

MVNOというか、データ通信を使うで、自分がどのような使い方をするかによって、選ぶサービスは変わってきます。

・料金
・エリア
・速度
・通信量規制
・プロトコル規制(動画や音楽などのストリーミング、VoIPなど規制しているサービスもあります)
・縛りや違約金

上記辺りを吟味し、後で後悔しないサービスを選ぶとよいでしょう。