それでは、通信キャリアごとの対応状況を見て行きましょう。
Xi(クロッシィ)関東・甲信越エリアマップ
首都圏のマップですが、なんだかポコポコと気持ち悪いマップに仕上がっています・・・w
もちろん、3Gまで加味すれば、現状docomoを超える広さと安定性はないですが、逆にLTEは足カセとなります。3GとLTEの切り替え、いわゆるハンドオーバーの処理で遅延が起きたりと、不安定な状況になりやすいわけです。
次にauです。こちはら後発ながら、鬼の首を取ったかの勢いてLTEのサービス展開が進んでおり、現状サービスエリアはdocomoを大きく引き離しいて広がっています。auは昨年からiPhoneの販売に踏み切るなど話題を振りまいており、現状では一番堅実なサービス展開をしていると言えるでしょう。
4G LTE サービスエリアマップ
首都圏のマップです。いかがでしょう。docomoにくらべると一切の穴がなく3G同等にエリアが広がっています。これほどまでにロケットスタートを切るとは予想してませんでした。現状LTEのエリアはauがダントツと言えるでしょう。
次にSoftBankです。大変申し上げにくいですが、SoftBankはあまりエリアマップを信用できないイメージです(苦笑)。もちろん嘘はないでしょうが、安定性については批判的意見が多く、あまり使いたいと思えないのが正直な意見ですね。
SoftBank 4G LTE 対応エリア
首都圏のマップです。SoftBankは表記がわかりにくいというか、4Gと4GLTEがあります。これは、LTEではない4Gが存在するというだけです。深く考えるのはやめましょうw
さて、LTEに関しては意外と頑張っており、au同等ですね。とはいえ、現状3Gとの輻輳があり整備に時間を要すると言われています。
通信キャリアごとに色々問題があるようですが、上で紹介したLTE、実はauはiPhone5に対応していません。これはiPhone5の受信できる周波数の問題です。とは言え、Appleが何かセコいことをしているわけではなく、世界中の色んな通信キャリアに対応させるための苦肉の策と言われています。
auのiPhone5対応LTEエリアはこちらです。
iPhone5 4G LTEサービスエリア最新情報
毎週増えていますが、まだマップを作成することができないほど狭いと考えていいでしょう。
しばらく時間を要すと思われますが、auとSoftBankどちらが早く解決するかと言えば、auでしょうかね。まあ正直わかりません(笑)
さて、Android端末を使うのであれば、現状はダントツでauになりますが、iPhone5で考えると以外な結末が見えてきました。最初にポコポコ気持ち悪いマップとなっていたdocomoですが、SIMフリーiPhone5で使うのであれば現状最善と言えそうです。これはdocomoを勧めるということではなく、現状の酷い状況の中ではdocomoが一番マシ、程度の考えです。
私の考える、現状iPhone5をLTEで一番安定して使える方法ですが、「auのLTE対応Android端末でテザリングを使う」ということになります・・・(笑)
正直なところ、現実性は全く無いです。まず端末を2回線契約する必要があります。もちろんiPhone5はWi-fiでしか使わず、Androidはテザリングと通話端末として使う方法であれば、回線契約は1つで済むため、それもありかと思いますが、端末を2台もつという煩わしさは残ります。
私のようなモバイルルーター派は2台持ちがデフォなので、全然気になりませんがw
LTEはまだまだこれからです。今後は3Gに取って代わる次世代通信であることは間違い無いですが、現状時期尚早ということですね。