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2012年12月4日火曜日

IIJmio高速モバイル/D ライトスタートプランと他社プランを比較してみる。

さて、いよいよ受付が始まった「IIJmio 高速モバイル/D ライトスタートプラン」ですが、IIJmio公式ツイッター(https://twitter.com/iijmio/status/274675801872535552)を見る限り、滑り出しは好調のようです。このプランの魅力、一見解りづらく、見方を変えればとても中途半端なプランに見えます。しかし、これが非常に絶妙と感じる人も少なくないでしょう。他社でも従量制プランは多数あります。そのうちのいくつかと、このライトスタートプランを比較したいと思います。


さて、比較と書いてみたものの、実際のところ比較対象が無く、まさに中途半端であり絶妙の一言に尽きます(苦笑)。とは言え、比較しないわけにも行かないので、とりあえずサービス内容の似た他社商品を並べてみましょう。 まずはズラっと並べてみました

サービス名称IIJmio高速モバイル/D
ライトスタートプラン
事務手数料3,150円
月額料金1,974円
規定通信量1GB / 月
通信速度(LTE)下り最大100Mbps
上り最大37.5Mbps
通信速度(3G)下り最大14Mbps
上り最大5.7Mbps
規定通信量
超過後の速度
上下共に128kbps
通信量規制なし
※規定通信量超過後は
120MB / 3日
プロトコル規制なし
PAP認証対応
選択可能SIMタイプ標準SIM / マイクロSIM
違約金なし

サービス名称b-mobile 1GB定額
事務手数料なし
月額料金3,480円
規定通信量1GB / 30日
通信速度(LTE)下り最大75Mbps
上り最大25Mbps
通信速度(3G)下り最大14Mbps
上り最大5.7Mbps
規定通信量
超過後の速度
停止
※有料チャージが必要
通信量規制360MB / 3日間
プロトコル規制・P2P
・連続通信
・長時間通信
PAP認証
選択可能SIMタイプ標準SIM / マイクロSIM..
違約金なし

サービス名称b-mobile4G PairGB SIM
事務手数料なし
月額料金2,970円
規定通信量2GB / 月
通信速度(LTE)下り最大75Mbps
上り最大25Mbps
通信速度(3G)下り最大14Mbps
上り最大5.7Mbps
規定通信量
超過後の速度
停止
※有料チャージが必要
通信量規制360MB / 3日間
プロトコル規制なし
PAP認証
選択可能SIMタイプ標準SIM / マイクロSIM
※2枚まで選択可
違約金なし

サービス名称b-mobile4G
アマゾン限定 高速定額.
事務手数料なし
月額料金1,980円
規定通信量500MB / 月
通信速度(LTE)下り最大75Mbps
上り最大25Mbps
通信速度(3G)下り最大14Mbps
上り最大5.7Mbps
規定通信量
超過後の速度
停止
※有料チャージが必要
通信量規制360MB / 3日間
プロトコル規制なし
PAP認証
選択可能SIMタイプ標準SIM / マイクロSIM
違約金なし

サービス名称OCN モバイル
エントリー d LTE
事務手数料3,150円
月額料金2,880円
規定通信量2GB / 月
通信速度(LTE)下り最大75Mbps
上り最大25Mbps
通信速度(3G)下り最大14Mbps
上り最大5.7Mbps
規定通信量
超過後の速度
上下共に100kbps
通信量規制366MB / 3日間
プロトコル規制なし
PAP認証非公開
選択可能SIMタイプ標準SIM / マイクロSIM..
違約金なし
※端末レンタルの場合
9,975円 / 2年以内

サービス名称PanaSense
LTE エントリー
事務手数料3,150円
月額料金2,340円
規定通信量3GB / 月
通信速度(LTE)下り最大75Mbps
上り最大25Mbps
通信速度(3G)下り最大14Mbps
上り最大5.7Mbps
規定通信量
超過後の速度
上下共に512kbps
通信量規制なし(非公開?)
プロトコル規制なし
PAP認証対応(CHAP非対応?)
選択可能SIMタイプ標準SIM / マイクロSIM..
違約金13,440円~5,250円
(※詳細はこちら)

サービス名称楽天ブロードバンド
LTEアクティブプラン
事務手数料4,200円
月額料金2,980円
規定通信量1.9GB / 月
通信速度(LTE)下り最大75Mbps
上り最大25Mbps
通信速度(3G)下り最大14Mbps
上り最大5.7Mbps
規定通信量
超過後の速度
上下共に100kbps
通信量規制192MB / 3日間
プロトコル規制なし
PAP認証対応
選択可能SIMタイプ標準SIM / マイクロSIM..
違約金なし

基本料金や規定通信量は色々あり、どれが良いのか分かりづらい状態です。冒頭で書いた「比較対象がない」というのはそうことなんですが(苦笑)。
下の表は、上の7サービスを横並びにしたものです。はみ出ないよう単語を省略してあります。

名称IIJb-1Gb-PairGb-アマ限OCNPana楽天
事務手3,150なしなしなし3,1503,1504,200
月額1,9743,4802,9701,9802,8802,3402,980
規定1GB1GB2GB500MB2GB3GB1.9GB
LTE100M/37.5M75M/25M75M/25M75M/25M75M/25M75M/25M75M/25M
3G14M/5.7M14M/5.7M14M/5.7M14M/5.7M14M/5.7M14M/5.7M14M/5.7M
制限(1)128k停止停止停止100k512K100k
制限(2)なし360MB
3日間
なし360MB
3日間
366MB
3日間
なし192MB
3日間
制限(3)なしありなしなしなしなしなし
PAP
SIM標準
マイクロ
標準
マイクロ
標準
マイクロ
標準
マイクロ
標準
マイクロ
標準
マイクロ
標準
マイクロ
違約金なしなしなしなしなしありなし

一番メリットとなる部分を赤字、デメリットとなる部分を青字にしてあります。まず興味深い点として、IIJmioのライトスタートプランについては、メリットもデメリットも無いことです。一応は、LTE接続時の最大速度が他社75Mbpsに対してIIJmioは100Mbpsと速く、これがメリットといえばメリットですが、ここまで高速だと体感的なメリットはないと判断しました。

では、事務手数料から見てみましょう。b-mobileシリーズについては、事務手数料がかからないです。ただ、継続して使い続けるとこのメリットは薄れるでしょう。

次に月額料金ですが、規定通信量その他もろもろの内容で料金がバラバラの為、判断が難しいいところです。規定通信量とからめて見てみましょう。b-mobile1GB定額は月額3,480と高額で、IIJmioに比べてコスパが倍近いです。アマゾン限定については、規定通信量が500MBとなっており、こちらもコスパは低いと思います。それに対してパナセンスですが、こちらは3GBとコスパは高く、選択肢に入れる重要なポイントとなります。

速度については全社ほぼ差がなく、特筆すべき点はないですね。

そして制限(1)ですが、これは、規定の通信量を超えた場合の接続制限です。b-mobileはなんと通信を止めます。追加チャージが必要になるリスクがあり、また、1ヶ月以内に規定の通信量を使い切った場合は同月で追加料金が発生するということです。他社は遅くとも接続は可能な状態となっており、個人的には選択肢から外したいところです。ここでもパナセンスは512kbpsと緩い規制になっており、これでやっていけるのか?と逆に不安材料になりかねない部分です(苦笑)。

制限2については、短期間で大量の通信を行った場合の制裁ということです(苦笑)が、この規制はMNO業者では一般的な規制で、本家ドコモはもちろん、auにもSoftBankモバイルにも普通にあります。そういうものだと思って諦めるべき項目かもしれません。

ただし、従量課金サービスでこの規制には疑問を感じます。楽天に至っては、規定の通信量が1.9GBと見せかけて、実は「3日間で192MBしか使えないんだから、実質1.9GBくらいっしょ?」的なサービス内容で、実は定額制プランと変わらない内容です。アマゾン限定は、500MBに対してすら規制をつけており、厳しい気がします。

制限(3)は、プロトコル規制です。b-mobileの1GB定額だけ規制ありですね。b-mobileは昔からプロトコル規制が強く、Skypeや動画など連続した通信ができなかったり、強制アクセラレータを使い画像を圧縮表示させるなど、自社のトラフィック負荷を下げる処理がされているサービスが多いです。これが原因で、速度低下につながるなど不満を漏らす人も多いようです。

PAPについてですが、これは、APN接続時の認証方式で、最近の主流はCHAP認証となります。
PAPは暗号化のない認証方式で、CHAP認証に対してセキュリティのリスクが高いといわれています。では、何故PAPに注目したのか?
実は、SIMフリーiPhoneはCHAP認証に対応しておらず、PAP認証ができないSIMカードは使えません。一昔前は割と多く、iPhoneに直接差して使う場合は注意が必要でした。

PAPとSIMカードタイプについては全社同じなので特筆すべき点はなしですね。

最後に違約金ですが、残念ながらパナセンスだけが2年縛りです。しかも、2年以内の解約時期によって金額が変わり、分かりづらいです(苦笑)。

というわけで、色々比較した結果、候補として残るのは、IIJmioとb-mobilePairSIMとパナセンスでしょうか。あとは個人な使い方により選択肢は変わるでしょう。主観となりますが、やはり私はIIJmioのライトスタートプラン一択です(笑)。

他にもBBexciteやhi-hoなど従量課金プランはありますが、各社本当に千差万別で分かりづらいです。みなさんも表にして比較するとよいでしょう。どんな使い方をするかによって、比較する内容も変わってくると思います。