サービス名称 | IIJmio高速モバイル/D ライトスタートプラン |
事務手数料 | 3,150円 |
月額料金 | 1,974円 |
規定通信量 | 1GB / 月 |
通信速度(LTE) | 下り最大100Mbps 上り最大37.5Mbps |
通信速度(3G) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
規定通信量 超過後の速度 | 上下共に128kbps |
通信量規制 | なし ※規定通信量超過後は 120MB / 3日 |
プロトコル規制 | なし |
PAP認証 | 対応 |
選択可能SIMタイプ | 標準SIM / マイクロSIM |
違約金 | なし |
サービス名称 | b-mobile 1GB定額 |
事務手数料 | なし |
月額料金 | 3,480円 |
規定通信量 | 1GB / 30日 |
通信速度(LTE) | 下り最大75Mbps 上り最大25Mbps |
通信速度(3G) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
規定通信量 超過後の速度 | 停止 ※有料チャージが必要 |
通信量規制 | 360MB / 3日間 |
プロトコル規制 | ・P2P ・連続通信 ・長時間通信 |
PAP認証 | 可 |
選択可能SIMタイプ | 標準SIM / マイクロSIM.. |
違約金 | なし |
サービス名称 | b-mobile4G PairGB SIM |
事務手数料 | なし |
月額料金 | 2,970円 |
規定通信量 | 2GB / 月 |
通信速度(LTE) | 下り最大75Mbps 上り最大25Mbps |
通信速度(3G) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
規定通信量 超過後の速度 | 停止 ※有料チャージが必要 |
通信量規制 | 360MB / 3日間 |
プロトコル規制 | なし |
PAP認証 | 可 |
選択可能SIMタイプ | 標準SIM / マイクロSIM ※2枚まで選択可 |
違約金 | なし |
サービス名称 | b-mobile4G アマゾン限定 高速定額. |
事務手数料 | なし |
月額料金 | 1,980円 |
規定通信量 | 500MB / 月 |
通信速度(LTE) | 下り最大75Mbps 上り最大25Mbps |
通信速度(3G) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
規定通信量 超過後の速度 | 停止 ※有料チャージが必要 |
通信量規制 | 360MB / 3日間 |
プロトコル規制 | なし |
PAP認証 | 可 |
選択可能SIMタイプ | 標準SIM / マイクロSIM |
違約金 | なし |
サービス名称 | OCN モバイル エントリー d LTE |
事務手数料 | 3,150円 |
月額料金 | 2,880円 |
規定通信量 | 2GB / 月 |
通信速度(LTE) | 下り最大75Mbps 上り最大25Mbps |
通信速度(3G) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
規定通信量 超過後の速度 | 上下共に100kbps |
通信量規制 | 366MB / 3日間 |
プロトコル規制 | なし |
PAP認証 | 非公開 |
選択可能SIMタイプ | 標準SIM / マイクロSIM.. |
違約金 | なし ※端末レンタルの場合 9,975円 / 2年以内 |
サービス名称 | PanaSense LTE エントリー |
事務手数料 | 3,150円 |
月額料金 | 2,340円 |
規定通信量 | 3GB / 月 |
通信速度(LTE) | 下り最大75Mbps 上り最大25Mbps |
通信速度(3G) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
規定通信量 超過後の速度 | 上下共に512kbps |
通信量規制 | なし(非公開?) |
プロトコル規制 | なし |
PAP認証 | 対応(CHAP非対応?) |
選択可能SIMタイプ | 標準SIM / マイクロSIM.. |
違約金 | 13,440円~5,250円 (※詳細はこちら) |
サービス名称 | 楽天ブロードバンド LTEアクティブプラン |
事務手数料 | 4,200円 |
月額料金 | 2,980円 |
規定通信量 | 1.9GB / 月 |
通信速度(LTE) | 下り最大75Mbps 上り最大25Mbps |
通信速度(3G) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
規定通信量 超過後の速度 | 上下共に100kbps |
通信量規制 | 192MB / 3日間 |
プロトコル規制 | なし |
PAP認証 | 対応 |
選択可能SIMタイプ | 標準SIM / マイクロSIM.. |
違約金 | なし |
基本料金や規定通信量は色々あり、どれが良いのか分かりづらい状態です。冒頭で書いた「比較対象がない」というのはそうことなんですが(苦笑)。
下の表は、上の7サービスを横並びにしたものです。はみ出ないよう単語を省略してあります。
名称 | IIJ | b-1G | b-PairG | b-アマ限 | OCN | Pana | 楽天 |
事務手 | 3,150 | なし | なし | なし | 3,150 | 3,150 | 4,200 |
月額 | 1,974 | 3,480 | 2,970 | 1,980 | 2,880 | 2,340 | 2,980 |
規定 | 1GB | 1GB | 2GB | 500MB | 2GB | 3GB | 1.9GB |
LTE | 100M/37.5M | 75M/25M | 75M/25M | 75M/25M | 75M/25M | 75M/25M | 75M/25M |
3G | 14M/5.7M | 14M/5.7M | 14M/5.7M | 14M/5.7M | 14M/5.7M | 14M/5.7M | 14M/5.7M |
制限(1) | 128k | 停止 | 停止 | 停止 | 100k | 512K | 100k |
制限(2) | なし | 360MB 3日間 | なし | 360MB 3日間 | 366MB 3日間 | なし | 192MB 3日間 |
制限(3) | なし | あり | なし | なし | なし | なし | なし |
PAP | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
SIM | 標準 マイクロ | 標準 マイクロ | 標準 マイクロ | 標準 マイクロ | 標準 マイクロ | 標準 マイクロ | 標準 マイクロ |
違約金 | なし | なし | なし | なし | なし | あり | なし |
一番メリットとなる部分を赤字、デメリットとなる部分を青字にしてあります。まず興味深い点として、IIJmioのライトスタートプランについては、メリットもデメリットも無いことです。一応は、LTE接続時の最大速度が他社75Mbpsに対してIIJmioは100Mbpsと速く、これがメリットといえばメリットですが、ここまで高速だと体感的なメリットはないと判断しました。
では、事務手数料から見てみましょう。b-mobileシリーズについては、事務手数料がかからないです。ただ、継続して使い続けるとこのメリットは薄れるでしょう。
次に月額料金ですが、規定通信量その他もろもろの内容で料金がバラバラの為、判断が難しいいところです。規定通信量とからめて見てみましょう。b-mobile1GB定額は月額3,480と高額で、IIJmioに比べてコスパが倍近いです。アマゾン限定については、規定通信量が500MBとなっており、こちらもコスパは低いと思います。それに対してパナセンスですが、こちらは3GBとコスパは高く、選択肢に入れる重要なポイントとなります。
速度については全社ほぼ差がなく、特筆すべき点はないですね。
そして制限(1)ですが、これは、規定の通信量を超えた場合の接続制限です。b-mobileはなんと通信を止めます。追加チャージが必要になるリスクがあり、また、1ヶ月以内に規定の通信量を使い切った場合は同月で追加料金が発生するということです。他社は遅くとも接続は可能な状態となっており、個人的には選択肢から外したいところです。ここでもパナセンスは512kbpsと緩い規制になっており、これでやっていけるのか?と逆に不安材料になりかねない部分です(苦笑)。
制限2については、短期間で大量の通信を行った場合の制裁ということです(苦笑)が、この規制はMNO業者では一般的な規制で、本家ドコモはもちろん、auにもSoftBankモバイルにも普通にあります。そういうものだと思って諦めるべき項目かもしれません。
ただし、従量課金サービスでこの規制には疑問を感じます。楽天に至っては、規定の通信量が1.9GBと見せかけて、実は「3日間で192MBしか使えないんだから、実質1.9GBくらいっしょ?」的なサービス内容で、実は定額制プランと変わらない内容です。アマゾン限定は、500MBに対してすら規制をつけており、厳しい気がします。
制限(3)は、プロトコル規制です。b-mobileの1GB定額だけ規制ありですね。b-mobileは昔からプロトコル規制が強く、Skypeや動画など連続した通信ができなかったり、強制アクセラレータを使い画像を圧縮表示させるなど、自社のトラフィック負荷を下げる処理がされているサービスが多いです。これが原因で、速度低下につながるなど不満を漏らす人も多いようです。
PAPについてですが、これは、APN接続時の認証方式で、最近の主流はCHAP認証となります。
PAPは暗号化のない認証方式で、CHAP認証に対してセキュリティのリスクが高いといわれています。では、何故PAPに注目したのか?
実は、SIMフリーiPhoneはCHAP認証に対応しておらず、PAP認証ができないSIMカードは使えません。一昔前は割と多く、iPhoneに直接差して使う場合は注意が必要でした。
PAPとSIMカードタイプについては全社同じなので特筆すべき点はなしですね。
最後に違約金ですが、残念ながらパナセンスだけが2年縛りです。しかも、2年以内の解約時期によって金額が変わり、分かりづらいです(苦笑)。
というわけで、色々比較した結果、候補として残るのは、IIJmioとb-mobilePairSIMとパナセンスでしょうか。あとは個人な使い方により選択肢は変わるでしょう。主観となりますが、やはり私はIIJmioのライトスタートプラン一択です(笑)。
他にもBBexciteやhi-hoなど従量課金プランはありますが、各社本当に千差万別で分かりづらいです。みなさんも表にして比較するとよいでしょう。どんな使い方をするかによって、比較する内容も変わってくると思います。