以前、2012年11月23日の記事「LTEのサービスエリアを比較(docomo/au/softbank) 」でもお伝えしましたが、auはAndroid端末とiPhone5でLTEエリアが大きく異なります。
今回GIGAZINEの記事「iPhone 5でのau「4G LTE」75Mbpsサービスの実人口カバー率が14%だったことが判明」で一気に炎上したようですが、auのiPhone5でのLTEエリアの狭さと広告の誤表記については以前から問題視されており、だいぶ前に訂正されていたわけです。行政指導のタイミングで蒸し返されたわけですが、個人的には今更驚くことでもないのでは、、、という感じです。
とは言え、未だに75Mbps対応エリアが14%というのは残念です。しかも、何故か75Mbpsエリアは未だに東京23区が含まれていないという、、、
au iPhone LTE 75Mbps対応エリア 関東(PDF)
37.5Mbps対応エリアは毎週着々と広がっているようですが、未だエリアマップの公開はなしです。穴だらけで公開するのが恥ずかしいという理由以外思いつきませんが(苦笑)、auからマップを公開していない理由は公表されていないため、謎のベールに包まれたままです。
4G LTEサービスエリア | サービス・エリア | iPhone 5 | au
毎月数千ヵ所のレベルで増えているようですが、この「○○ヵ所」という表記にも疑問を感じます。個人的に「○○ヵ所」という表記はあたかも基地局が増えたように感じてしまいます(多分違いますが)。
いっその事、モバイルルーターと抱き合わせて売ってしまえば良いのでは?そうすればauのiPhone5でもLTE75Mbpsの恩恵が受けられますから。
それにしても、75Mbpsに対応していないことで悪いイメージがつきまくってますが、37.5でも75でも体感差はないはずなんですけどねえ、、、LTEの醍醐味はその応答速度です。初速はもはや家庭の光回線と変わりません。応答速度を表すのはpingですが、pingが速ければ体感的なストレスはほとんど感じないでしょう。
まあ誤表記をいうものはこれほど企業イメージを悪くしてしまうんですね。今後のエリア拡大に期待しましょう。