に記載される通り、IIJmio高速モバイル/Dサービスの内容に変更がありました。変更点は全てユーザーサイドでプラスの印象ですが、何が変わったか確認してみましょう。また他社類似サービスとの比較もあります。
私はネットワークの専門家ではなく、むしろなんの知識もないのになんでこんか偉そうなこと書くのか自分でもわからないような人間ですが、IIJmioは、常に利益の追求とユーザ満足度を両方勝ち取っている数少ないMVNO業者だと思います。
私は現在、IIJmio高速モバイル/Dサービスの中で、ライトスタートプランを使っています。このプランは、バンドルクーポンが1GBついて月額1980円です。今回のサービス変更により、クーポン無しで通信中の速度アップと、クーポン使用のON⇔OFF切り替え機能が搭載された為、早速試しました。サービス開始直後はサーバーがパンクしたようで・・・
今回はスクショとかないですスイマセン。本当にクーポンがOFFになって速度が切り替わるのかを確認したかっただけですので悪しからず。
結果としては、ちゃんとOFFに切り替わりました。速度についても、やはり公表している200kbpsは上回り、250kbps前後と快調です。
勿論クーポンON時との体感差はあります。やはり高速の方が快適ですね。
さて、今回も他社サービスとの比較ですが、やはり毎回出てくるのが日本通信(b-mobile)の日本通信 bモバイル スマートsim 月額定額シリーズになります。まあ金額、サービス内容共に似通ってますので・・・
しかし、今回のiijmioのサービス改定により、大きく差がついたと言えるでしょう。
サービス名 | IIJmio高速モバイル/D ライトスタートプラン | 日本通信 b-mobile スマートSIM 月額定額 1980円 |
---|---|---|
基本速度 | 下り/上り:200kbps | 下り/上り:150kbps |
翌日繰越 | ○ | × |
高速通信ON⇔OFF切り替え | ○ | ×(※) |
速度差は以前から体感的な差がありましたが、ついに具体的な数値にも差が出てしまいました。私はMVNO先駆者の日本通信を企業としてはリスペクトしていますが、過去にサービスを利用したユーザーとしては、サービス向上が必要と感じています。MVNO業界も徐々に知名度が上がっているし、今後に期待したいところです・・・
翌月繰越についてですが、実はこれ、他社では類を見ないサービスです。1GBという単位はヘビーユーザーを対象としていない通信量です。だからこそ、ライトユーザーには余る、繰り越すという訳です。おそらくは、実際に使ってみるとあまり恩恵のないサービスだと思います。しかし実に好印象を受けました。
最後のクーポンON⇔OFF切り替え機能(※)ですが、これは最近やはりの機能と見せかけて、しっかり他社との差別化が図られているサービスです。
表ではb-mobileとの比較ですが、この機能はb-mobile以外にも、DTIが提供している超格安SIM「ServersMan SIM 3G 100」にもついています。
IIJmioが他社と違うのは「バンドルクーポンでのON⇔OFF切り替えが可能」な点です。他の2社は、追加チャージしたクーポンでしか使えません。
DTIはバンドルクーポンが無いので比較対象ではありませんが、IIJmioと日本通信は歴然とした差が出ています。本家ドコモより安く、高速通信をライトに利用するユーザーの選択肢はこの2社が有力ですが、個人的にはIIJmio一択の状態は揺るぎません。
しかし、この度OCNからスーパープランが発表されました。
NTTコミュニケーションズ OCN モバイル エントリー d LTE 980は、これまで常に新しい切り口でサービスを提供してきたIIJmioを脅かすサービスです。
既にサービス開始しておりAmazonでは品切れ入荷待ち状態となっています。
細かい部分は次回の更新に持ち越しますが、MVNO業界はまだまだ乱戦終わらぬというところでしょうか・・・