というわけで、またまた日本通信(b-mobile)から新サービスの登場です。とは言え、飽和状態のドコモMVNOサービスの中で、とりわけ新しいサービス内容と言うわけではありません。しかし、流石は老舗だけあり、他社の差別化がしっかりされているという印象です。今回は、3種類のプランが用意されています。では早速内容を比較してみましょう。
それにしても、ここ最近の日本通信は、立て続けにサービスを発表しており、その勢いはとどまることを知りません。故に、多すぎるサービスが選びづらいという点があり、似通ったサービスがあることも注意が必要です。では、今回の「スマートSIM 月額定額」シリーズを表で比較してみましょう。
サービス名 | |||
事務手数料 | 3,150円 | 3,150円 | 3,150円 |
月額料金 | 980円 | 1,980円 | 2,980円 |
規定通信量 | なし | 1GByte/月 | 2GByte/月 |
下/上通信速度(LTE) | 150k/150k | 75M/25M | 75M/25M |
下/上通信速度(3G) | 150k/150k | 14M/5.7M | 14M/5.7M |
規定通信量超過後の 下/上速度 | 150k/150k | 150k/150k | 150k/150k |
通信量規制 | 360MByte/3日 | 360MByte/3日 | 360MByte/3日 |
プロトコル規制 | あり | なし | なし |
PAP認証 | 可 | 可 | 可 |
選択可能SIMタイプ | 標準/マイクロ | 標準/マイクロ | 標準/マイクロ |
違約金 | なし | なし | なし |
さて、今回も980円の最安プランについては、日本通信お約束のプロトコル規制があります。この規制、あまり評判が良くないわけですが・・・(苦笑)、日本通信としては、余計な通信トラフィックをさせない為の規制であり、動画や音声通話(SkypeやLINEなど)は厳しいです、また強制アクセラレータによる画像の圧縮も健在です。本来であれば、余計なトラフィックが発生しない分、低速でも快適なはず、なんですが、この処理が原因で体感速度は下がっているというのが個人的な感想です。980円プランを使う方は注意しましょう。
とはいえ、このサービス最大の特徴でもある、上位、下位プランへのスマートな変更が売りですので、お試しで色んなプランを試したい方はあまり神経質になる必要はないでしょう。
日本通信についてですが、現状すごい数のプランが乱立しています。例えば、今回のサービスはAmazonでの購入が可能となっていますが、現在日本通信が提供しているAmazon限定プランはこれだけあります。この中には、今回の「スマートSIM 月額定額」シリーズより古いプランがあり、今までより高くて規定通信量が少ないというプランもありますので、選択には注意が必要です。近いうちには終息していくであろうと思われますが・・・
また、この中には「スマートSIM 月額定額2980」と似たプランで、日本通信 bモバイル4G WiFi2 月額定額2980円 台数限定Happyパッケージ BM-AMTC2GFLがあります。
こちらは、規定通信量2GByteで2,980円に、なんとモバイルルーターがセットでついたプランです。モバイルルーターは実質無料な為、検討する価値は充分にあります。
ただし、注意が必要です。こちらのサービスは「スマートSIM 月額定額」シリーズではありませんので、スマートなプラン変更はできません。端末が無料なだけあって、下位のプランには変更できないようになっているわけですね。ご注意ください(苦笑)